福山雅治 TBS「ラストマン」はフジ「教場」に勝利 “ましゃロス”から完全復活へ
結婚による人気急降下
どうやら今回の役が見事、ハマり役になりそうな福山だが、ここに至るまでには試行錯誤を重ねてきた。15年9月に女優の吹石一恵(40)と結婚したことによって、多くの女性ファンの間に“ましゃロス”が巻き起こったのがその発端である。
結婚のニュースはNHKのニュースが報じたほどのビッグニュースだったが、しばらくしてからのファン離れは、所属事務所の幹部も頭を抱えるほどの大問題だったという。
「結婚後、初の主演ドラマとなった16年4月期のフジの月9ドラマ『ラヴソング』では臨床心理士で元プロミュージシャンというなかなか難しい役を演じましたが、全10話の平均世帯視聴率は8.5%とふるわず。また、同年に公開された映画『SCOOP!』では、芸能ネタを追う女好きなパパラッチを演じ、興行収入は7億円と、またまたふるわなかった。17年公開の主演映画『三度目の殺人』では弁護士、19年4月期の日曜劇場『集団左遷!!』では銀行員と、いずれもおカタイ役を演じたものの、これもなかなかハマらず。そして、しばらく続編の製作オファーに対してクビをタテに振らなかった『ガリレオ』でしたが、昨年、9年ぶりの映画シリーズ『沈黙のパレード』が公開され、興収30億円を記録。ようやく“復権”を果たして今回のドラマにつなげたのです」(同)
このまま今作で突っ走りたいはずの福山だが、気になるのがドラマの今後。
「おそらく、シリーズ化されることになるだろうし、TBSは映画製作にも力を入れているので、映画化されるのは既定路線なのでは。すでに、日曜劇場枠で放送されヒットした、鈴木亮平主演の『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は今月28日から劇場版が公開されますしね」(映画業界関係者)
ましゃロスからの復活なるか?
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