3月で降板した「なりゆき街道旅」に澤部佑が“乱入” 前代未聞の出演で問われる、後輩「ハナコ」の実力
視聴率も落ちた
また、蕎麦居酒屋で注文した「鶏の白レバレア焼」が届くと、澤部が市川に「大丈夫ですか? 鶏レバ、お好きですか?」と尋ねた。すると、
菊田:(大声で)大好きです!
――ツッコミの秋山の様子がおかしなことに気づいた澤部が「秋山、大丈夫?」と声をかけると、
秋山:市川さんの声をかき消すくらい(大きな声で)、菊田が「大好きです!」……申し訳なくて。(菊田に向かって)澤部さんは市川さんを気遣ったんだからな!
ナレーション:菊田くん、今後の課題が山盛りです。
ナレーションはフジテレビの伊藤利尋アナである。もはや局の声と言ってもいいかもしれない。
「実際、ハナコに代わってから視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)は落ちています。澤部時代が世帯で6%前後、個人で3・5%前後でしたが、ハナコになってからは世帯で4%台、個人で2・5%前後に落ちました」
日本全国の街道を巡る「なりゆき街道旅」は、2018年4月にスタートした。初代MCは澤部で、複数のゲストと共に街を紹介してきた。特にやることもない日曜の昼に、何となく見続けてしまう番組だった。それでもMCが代わっただけで、これだけ視聴率が下がった。
「この枠は渡辺プロダクション制作枠で、中山秀征(55)のMCで20年近く続いた『ウチくる!?』の後継番組として始まりました。中山も澤部もハナコも、ワタナベエンターテインメントの所属です。澤部が番組を降りたのは本人の希望と聞いています。彼くらいの売れっ子になると、番組の降板は本人の意思が優先されることが多いですからね」
それにしても、3週間で戻ってくるくらいなら、なぜ降りたのか。
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