テレ朝、日曜夜10時の新ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」は脚本に注目すべき理由

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 テレビ朝日の新設ドラマ枠(制作は朝日放送テレビ)で30日から放送される「日曜の夜ぐらいは…」(日曜午後10時)への注目度が高い。主演の清野菜名(28)と助演の岸井ゆきの(31)、生見愛瑠(21)への関心の高さの表れでもあるだろうが、最も視聴者を期待させるのは名匠・岡田惠和氏(64)による脚本ではないか。なぜ、岡田作品は魅力的なのか。

 岡田作品には殺人事件も考察もない。一方で、ドラマが省略してしまいがちな日常がきちんと描かれている。例えば台所で料理をする場面や家族でそれを食べるところ、夫婦や親子での散歩や近所付き合いである。...

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