「夢グループ」名物社長が“歌手再生”事業で大当たり 年商は「優に100億円を超える」
年商100億円以上?
その石田社長は10年ほど前から、歌手の“再生”にも取り組んでいるという。
事情に詳しい芸能関係者が後を引き取る。
「演歌界で“単独コンサートで客を呼べる演歌歌手”といえば、北島三郎(86)、五木ひろし(75)、それに八代亜紀(72)といった大御所くらい。多くの歌手は開催のメドすら立ちません。石田社長はそんな恵まれない歌手たちに、観客の前でステージに立つ機会を作り出したんです」
その恩恵にあずかっているのは、昭和47年に「雨」をヒットさせた三善英史(68)、演歌以外でも、昭和48年に「てんとう虫のサンバ」を40万枚売り上げた夫婦デュオのチェリッシュ、昭和53年のヒット曲「時には娼婦のように」を持つ黒沢年雄(79)といったベテランたち。
「かつての人気歌手を7~8人ほど集めて、それぞれが2~3曲を歌う構成です。それで全国を行脚するコンサートを始めたら、これが大当たり。いまでは通販を含めた夢グループの年商は、優に100億円を超えているといいますよ」
石田社長は、先の4人を「橋幸夫ズ」なるグループ名で売り出す構想とも。かつては“第二の裕次郎”っていうのもあったなぁ。
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