宮内庁「ナゾの隠蔽体質」の背景には「秋篠宮ご夫妻」のご意向か
チャールズ国王との交流も「承知していない」
なぜこんなことまで隠すのか……という記者との応酬は、毎週のように会見で続いているという。今回の英国ご訪問に関しても、こうした“理解しがたい対応”がみられたといい、
「我々はかねて皇嗣職に、秋篠宮さまと英王室やチャールズ国王との交流について、過去の思い出やエピソードを紹介してほしいと要望してきました。ところが14日の会見で大夫は『承知していない』と言う。あらためて質すと、大夫は同席した報道室長に確かめる始末で、のちに供された資料は“いつ会われた”といった事実の羅列に終始し、要望とは程遠いものでした」
こうした対応の背景に秋篠宮ご夫妻のご意向があるとみるのは、先の宮内庁関係者だ。
「余計なことを言うまいと大夫が過剰に自主規制していることも一因ですが、そもそもご夫妻に『プライベートは明かさなくていい』『記者会のリクエストに応じる必要はない』とのお考えがあるのは間違いありません。このために大夫は毎週、記者会との板挟みになっているわけです」
そもそも、新たな広報体制が敷かれたのは秋篠宮さまの強いご意向だった。それなのにお膝元の部署がこれでは説得力に欠けると言わざるを得ない――。4月27日発売の「週刊新潮」では、秋篠宮家をめぐるさらなるエピソード、担当記者と宮内庁とのギスギスした関係、訪問先の英国側の反応等々について詳しく報じている。
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