これじゃ武田真一アナは宝の持ち腐れ…日テレ「DayDay.」に3つの問題点
武田アナは悪くない
「水卜麻美アナ(36)の結婚ご祝儀と8時またぎの大リーグ速報、“動く大谷翔平”効果で『ZIP!』は視聴率を稼いでいます。それに比べ『DayDay.』の第1部の数字は、『スッキリ』後半よりも0・4ポイント、第2部は『バゲット』よりも0・2ポイント落としています。これでは何のために番組を一新したのかわかりません。早くも責任問題を問う声も聞こえてきました」
“おしゃべり感覚で見られる爽快・情報エンタメトークショー!”が番組コンセプトだが、これに武田アナが合っていないのでは?
「彼を悪く言う人はいません。オリコンの『好きな男性アナウンサーランキング』では、NHK時代の2016年以降、常にベスト3にランキングしています。NHK退局後は、4月10日の『しゃべくり007』や16日の『行列のできる相談所』など日テレのゴールデンの看板番組に出演して数字を上げ、視聴者層の全ターゲットに知名度があり、数字を持っていることが証明されました」
では、なぜ「DayDay.」の数字は上がらないのだろう。
「“おしゃべり”をウリにしているものの、全くそうなっていません。トークをしようにも、MCとパネラーが遠すぎます。もう1人のMCである山里亮太(46)が甲高い声で回さなければ成立しないような距離では、和気藹々なんて言えません」
番組内の各コーナーにも問題があるという。
山里の性格
「どこかで見たようなものばかりです。新鮮なニュースは『ZIP!』の8時またぎに譲ったのか、大抵がトピックスから始まります。これならNHKの『あさイチ』のほうが楽しそうです。トークというのは、なるほどと傾聴に値する見識と、予定調和ではない不規則発言がなければ、視聴者も喜びません。雰囲気だけなら『ラヴィット!』(TBS)にも負けそうです」
「あさイチ」には博多華丸大吉がいるし、「ラヴィット!」には川島明はじめ芸人が多数出演している。それらに比べると「DayDay.」のメンツはどうだろう。
「まず山里ですが、そもそもMCに起用するほど好感度があったのか。彼をモデルにしたドラマ『だが、情熱はある』(日テレ)も低視聴率に喘いでいますからね」
さらに、黒田みゆアナ(24)についても……。
「彼女は実力も未知数の入社3年目。日テレが“大改革”と謳う割には、人選が安易だったと言わざるを得ません。いずれも武田アナがいるから何とかなるだろうと油断しすぎたということだと思います」
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