80年にわたる「怨念」の因果か… 青森放火殺人、一族の“忌まわしい”歴史に迫る
88歳の老婆から、9歳の少女まで――大家族が寝静まった家に火を放つことにより、92歳の老人は積年の恨みを晴らそうとしたのか。青森県六戸(ろくのへ)町で起こった「5人死亡」放火殺人事件。背景を探っていくと、被害に遭った十文字家の「忌まわしい歴史」に行き当たる。
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9歳の少女を含む5人が業火で焼き尽くされた一族には、一筋縄ではいかない忌まわしい歴史があった。それを振り返って、近隣に住む古老の口からは「呪い」という言葉が漏れた。...