【叡王戦第2局】菅井竜也八段が「最高の振り飛車」で勝利 完敗の藤井聡太六冠に2つの課題

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 4月23日、叡王戦五番勝負(主催・不二家)の第2局が愛知県名古屋市の名古屋東急ホテルで行われ、挑戦者の菅井竜也八段(31)が藤井聡太六冠(20)に115手で勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイにした。【粟野仁雄/ジャーナリスト】

 対局開始は午前9時だったが、菅井は8時半頃には対局室に入る気合の入り方だった。一方の藤井は8時50分頃に対局室に現れた。

 先手番の菅井は初手「7六歩」と角道を開き、飛車を7筋に振る三間飛車。居飛車の藤井は「8四歩」と飛車前の歩を進める。...

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