「佳子さま整形情報」も飛び交う“中傷サイト”に頭を抱える宮内庁 海外勢力関与の可能性は?
満を持してスタートを切った宮内庁広報室は、SNSなどを活用した積極的な情報発信を行う部署だと喧伝されてきた。いわゆる“小室騒動”以降、秋篠宮ご一家と国民の間に生じた溝を埋める役割も期待されるが、課せられた使命はそれだけではないようで……。
***
【最新画像30枚】「佳子さま“ひとり暮らし”の一因?」 “眞子さん”が“圭さん”と「そっくりな服装」でNYを歩く「ラブラブ手つなぎデート」の一部始終
新年度を機に創設された宮内庁の広報室。初代室長には、警察庁経済安全保障室長を務めた藤原麻衣子氏(44)が就くと大手メディアは一斉に報じた。
この人事が公表される前から、本誌(「週刊新潮」)は警察庁の外事公安畑に属する彼女の経歴を紹介。スパイ摘発や情報管理には長けていても、広報の専門家としての手腕には疑問を呈してきた。
広報室発足の経緯を簡単におさらいすれば、全ては小室圭さん(31)・眞子さん(31)夫妻の婚約発表に端を発する一連の騒動がきっかけだった。国民の厳しい視線を感じられた秋篠宮殿下は、ご自身の誕生日会見で“正しい情報発信”の必要性に再三にわたって言及された。宮内庁が政府への概算要求で専属の担当者の増員を求めて、実現したのである。
宮内庁担当記者が言う。
「まずは来年度以降で宮内庁のホームページをリニューアルすることを目標にして、この1年は新たな情報発信について調査分析を行います。SNSの活用などは、時期尚早だと思いますね」
“秋篠宮バッシング”も対象
注目すべきは初代広報室長を支える部下たちの顔ぶれ。結論からいえば、「秋篠宮広報室」とも呼ぶべき布陣なのだ。
定員は室長を含め10名で、大手マスコミに対応していた総務課報道室の職員5人を横滑りさせ、秋篠宮家を担当する皇嗣職との兼務者もいる。さらに目玉となる新たな役職が二つ設けられた。
先の記者によれば、
「一つは『広報推進専門官』といって、ウェブにも詳しい人材を民間から2名登用します。1名は大手航空会社のANAでCAを務めた職員を採用して、残り1名も今夏までに決まる予定です」
ANAといえば、小室夫妻が渡米する際も利用した航空会社だが、すでに秋篠宮家のいわば相談役である御用掛にも、同社の国際線CAだった女性が就任。皇嗣家との親密さがうかがえる。
そして、もう一つの新たな役職が「渉外専門官」で、当面は宮内庁の職員が重責を担う。さる宮内庁関係者が明かすには、
「公には不適切な情報を掲載した出版物などに対応するとの説明ですが、ネット上に散らばる真偽不明の“秋篠宮バッシング”も対象となります。以前から宮内庁内部では、思想的な意図をもった集団や中国など日本を仮想敵国とする海外勢力が、フェイクニュースを通じて皇室と国民を分断、混乱を起こす可能性も精査すべしという声がありました。そうした情報の出所を探るのに、今回の室長人事は適任なのです」
[1/4ページ]