「プーチンは単に恐怖を感じている」 病的な精神状態を元情報将校が暴露

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 長らく中立を保ってきたフィンランドが今月4日、NATOの一員となった。これによりNATO加盟国とロシアとの国境はおよそ2600キロに倍増、欧州に緊張が高まりつつあるのだが、そんな折“張本人”のプーチンが、深刻な精神状態にあると暴露され……。

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 さる4日にAP通信が公開したインタビュー動画は、驚くべき要素に満ちていた。

「2009年からロシア連邦警護庁(FSO)に所属し、昨年亡命するまでプーチンの間近で警護にあたっていたグレブ・カラクロフという情報将校が、大統領の精神状態や特異な行動を赤裸々に語っているのです」

 とは、全国紙デスク。

「彼は、昨年10月にカザフスタン経由でトルコへ脱出。直前までプーチンと政府高官との通信管理を担っており、今回『13年間、大統領が携帯電話やインターネットを使うのを一度も見たことがない』『国外でも、テレビはロシアの国営放送しか見ようとしない。全ての情報を側近たちから得ていて、ある種の“真空状態”の中で暮らしている』などと、その“裸の王様”ぶりを暴露しました」(同)

「プーチンは単に恐怖を感じている」

 インタビューは昨年12月に行われたといい、

〈プーチンは追跡可能な飛行機を好まず、ウクライナ侵攻に備え、特別な装甲列車で移動していた〉

〈(モスクワ以外の)都市に机や壁掛けなどが全く同じ執務室を設置していた〉

〈盗聴を防ぐため、外国訪問の際には、トラック1台分ほどの大きさの通話ブースを持参していた〉

 などと発言。その上で、「プーチンは単に恐怖を感じているのだと思う」と、言い捨てていたのだった。

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