結婚報道における女性タレントの妊娠報告は誰に必要なのか? 新井恵理那アナの発表で再燃

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不妊治療を明かした女子アナや芸人にも集まる共感 高齢出産が増える芸能界でも結婚時の妊娠報告はタブーの流れに?

 少子化のいま、結婚と同時だろうと子どもを授かるのは素晴らしいという意見も多い。最近では不妊治療を経ての妊娠を告白した、W山崎さんに注目が集まった。ひとりはフジテレビの山崎夕貴アナ、もう一人は相席スタートの山崎ケイさん。お二人とも不妊治療の経験があり、高齢出産にあたる35歳を超えての妊娠には不安も多かったと明かしている。多忙な仕事との兼ね合いや伴侶との関係性はもちろんだが、周囲にいつどういう形で打ち明けるかということについても、相当に神経を使ったことがいろいろなインタビューからうかがえる。

 不妊治療をしている、ではなく、妊娠したと確実に言えるまでは誰にも言えないという当事者たちの悩みもよく聞く話だ。平均出生年齢は年々上昇し、今や3人に1人が高齢出産ともいわれる現代。芸能人もその傾向は同じだ。結婚時の妊娠報告はもはや、タブーと化していくことだろう。

 そもそも妊娠も結婚もプライベートの問題として発表する必要はないという考え方もあるが、ファンやスポンサーを抱えていてはそうもいかないのが事実。「でき婚のつもりはない」「相手は真面目な人」を強調するのではなく、妊娠そのものを伝えずに済むスマートな発表を発明する方が、よほどタレントイメージは上がるのではないだろうか。

冨士海ネコ

デイリー新潮編集部

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