「人口の6%が外国人」 なぜ群馬県伊勢崎市に集うのか?「国道354号線」のいま
群馬県高崎市から茨城県鉾田市まで北関東を横断する国道354号線。誰が呼んだか、この「エスニック国道」は知る人ぞ知る異国飯の本場である。
外国人労働者が集まるレストランやモスク、ときには彼らの自宅でライターの室橋裕和氏がふるまわれるのは、湯気立ち上る皿、皿、皿。
今回、訪れたのは、群馬県伊勢崎市。バブルの頃から増え始めた外国人は、今や市の人口の6%以上を占める。ペルー料理店にふらりと入り、インカコーラを飲みつつ、店を営む日系3世の青年に話を聞くと、日本を支えてきた「見えない外国人」の歴史が見えてきた。...