「わいせつ教師」は防げる? 文科省のデータベース始動「よほどのことがない限り再交付はない」
4月1日、文部科学省は、児童・生徒へのわいせつ行為で教員免許を失った元教員の情報を全国の教委で共有するシステムの運用をスタートした。文科省の担当記者が言う。
「教員免許法では教員が懲戒免職となって免許を失っても3年が経過すると再取得が可能になる。わいせつ行為を働いてクビになっても、3年経てば再度免許を取り直し、他の自治体で教師として復帰することもできる。教員免許法を改正して免許の再取得を禁じればいいのですが、憲法22条には『職業選択の自由』が明記されている以上、それはできないのです」
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