いま注目されている7人の子役 芦田愛菜以上の逸材、注目度ナンバー1は7歳「加藤柚凪」
将来の綾瀬はるか
「新津ちせ(12)は、アニメ監督・新海誠の長女として知られる以前から子役として活躍していました。小学生5人の音楽ユニット・Foorin(フーリン)のメンバーとして『パプリカ』が大ヒットし、19年には第61回日本レコード大賞で史上最年少(当時9歳)の大賞受賞者となり、その年の『NHK紅白歌合戦』にも出場しました。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』では3人目のヒロイン・川栄李奈(28)の幼少期を演じて、面白すぎる名演技でコメディエンヌの才能も見せていました。将来の綾瀬はるか(38)かもしれません」
さらに、
「22年前期の朝ドラ『ちむどんどん』でヒロイン・黒島結菜(26)の幼少期を演じた稲垣来泉(くるみ=12)も、自分の出番が終わった途端、日曜劇場『オールドルーキー』(TBS)で主演の綾野剛(41)の娘役を演じていました。その演技力は母親役の榮倉奈々(35)のお株を奪うほどでした。また彼女は、明石家さんま(67)がプロデュースしたアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』で主題歌『イメージの詩』をカバー。オリジナル楽曲を手掛けた吉田拓郎(76)が彼女の歌声を絶賛したというエピソードもあります。彼女は今春から研音に移籍しました。俳優の所属事務所としては最大手ですし、今後に期待が持てます。事務所の子役上がりの大先輩、成海璃子(30)や志田未来(29)、吉川愛(23)を追うことになるでしょう」
もちろん民放ドラマで注目される子役もいる。
「19年に『監察医 朝顔』(フジ)で上野樹里(36)と風間俊介(39)の娘・つぐみ役でデビューし、SNSでも可愛すぎると話題を独占した加藤柚凪(ゆずな=7)が、今期は土曜ドラマ『グランマの憂鬱』(フジ/東海テレビ制作)に出演。主演で祖母役の萬田久子(64)や母役の足立梨花(30)を食う演技を見せています」
初回冒頭に登場したのが、蝶を追って山道を走る彼女だった。
「『朝顔』の時はプロの我々が見ても動作やセリフが自然で、“これは演技なのか?”と疑ったほどでした。“演技が上手い”と唸らせた芦田愛菜とは対照的で、彼女の自然体の演技は1974年の朝ドラ『鳩子の海』(NHK)の斎藤こず恵(55)を彷彿させるものでした。ちょっと大きくなった今回は、少し演技しているようにも見えますが、無邪気さは変わっていません。このまま素直に伸びていって欲しい、目下のところナンバーワンの逸材です」