官僚の不満が政治を動かす 「総務省捏造文書」問題で読み解く“本当の狙い”
「捏造」か、否かが大きな注目を集めた、高市早苗経済安全保障大臣と立憲民主党・小西洋之参議院議員との「対決」。
小西氏の「サル発言」などの失点も重なり、とりあえず騒動は一区切りとなった感がある。
だが、なぜ今ごろになって何年も前の話が蒸し返されたのか。
文書で書かれていたのは2014~2015年の放送法の解釈に関する総務省内の動きである。
これに関しては、さまざまな説がありいまだに真相は不明であるが、永田町、霞が関界隈で囁かれているのは、「ターゲットは高市氏ではなかった」という見立てなのだという。...