岡田監督“非情采配”に擁護派多数のワケ 山井とも朗希とも違う「完全試合」放棄で背負った“十字架”とは
巨人ファンも歴史的瞬間を見逃した
阪神の岡田彰布監督(65)が、七回まで完全試合ペースだったプロ3年目の村上頌樹(24)を交代させた采配に対し、擁護派が優勢の様相だ。この試合をテレビ解説していた江川卓氏、前巨人監督の高橋由伸氏、元阪神監督の真弓明信氏らは、村上の状態が限界に近く、チームの勝利のためには致し方なかったとの見解だった。NPB関係者で“続投派”は「個人的には投げさせるべきだった」とした里崎智也氏、西本聖氏らで少数意見。そのワケを探ると――。
阪神は4月12日の巨人戦(東京ドーム)、1-0の八回に一人の走者も出していなかった村上に代打・原口文仁が告げられると、阪神ファンが陣取る左翼席から一斉に驚きの声とともにブーイングが起こった。...