石川テレビと対立する馳浩知事の言動はプロレスなのか 思い出す山田邦子にマジ切れした過去

エンタメ

  • ブックマーク

「私は死ぬまでプロレスラー」

 石川県の馳浩知事が、地元の石川テレビが制作した映画に異議を唱え、自身の定例記者会見を拒否している。同テレビの社長がに会見に出席し、自分と議論するように求めるという規格外ともいえる要求に、地元マスコミ各社も反発を強めているのだ。

「問題となっているのは昨年10月に公開された、石川テレビ制作の『裸のムラ』というドキュメンタリー映画です。同年3月の県知事選を舞台に馳知事や谷本正憲前知事、地元選出の森喜朗元首相を取り巻く人々を描いたものですが、今年の1月になって、急にこの映画が注目されたのです」(地元記者)

 馳知事は今年元旦、日本武道館で開かれたプロレスリング・ノアの興行で8人タッグマッチに出場し、見事な勝利をおさめた。その後、地元メディアが試合映像の使用を申し込んだが、馳知事の意向で石川テレビだけを拒否。その理由としてあげたのが、件の映画だった。

「映画の中で馳知事や県職員が映っていることに対し、肖像権の取り扱いとして倫理的に納得できないと。そこで、石川テレビの社長と公の場での議論を求めたのです。しかし、石川テレビは応じなかったため、3月の定例記者会見が開かれませんでした。また。2月の県議会では元旦のプロレス出場に関して『命にかかわる重大な事が起きるかもしれない。二度と出ないで欲しい』と自民党県連幹事長から要望が出ると『ご指摘を真摯に受け止める』としながらも、その後の報道陣を前にした取材では『私は死ぬまでプロレスラー』と発言したのです」(同)

次ページ:プロレスをバカにされると一切、引かない

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。