陸自ヘリ、真の目的は中国・人民解放軍「侵攻作戦」対策だった【麻生幾 緊急寄稿】
沖縄県・宮古島周辺で陸上自衛隊員10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故から1週間が経過した。隊員たちの消息と共に事故原因も分かっておらず、現在も懸命な捜索が続けられている。作家・麻生幾氏が同事故に隠された“重大な事実”をレポートする。
肝心なことが語られていない──最初、そんな気がしてならなかった。
陸上自衛隊のヘリコプター「UH-60JAヘリコプター」が、宮古島と伊良部島(いらぶじま)の間で突然、レーダーから消えてから、防衛省は早々と「事故」だと公式に発表した──そのことがまず一つだ。...