元F1レーサー「片山右京」の自転車団体「母屋乗っ取り」騒動 実業団チームGMが実名証言
過大な取引
不信感を拭えず、加地氏のチームは増額分の支払いを一旦保留した。すると片山氏は、加地氏のチームの監督を呼びつけて、
「“君のとこだけだよ、年会費払ってないのは”と詰め寄った。監督が“赤字との虚偽の説明で、値上げの理由がわかりません”と言い返すと、“お前、いまウソついたって言ったな。ふざけるな”と激高したのです」
加地氏と監督は片山氏のパワハラをJCFに訴え出たが、解決には至らなかった。
「一方で、虚偽の赤字を理由に年会費の値上げを断行した片山さんは、本当にJBCFを1000万円以上の赤字に陥らせました」
その後に赤字の原因に関する調査が行われ、片山氏と親密な会社との過大な取引をはじめ、不正と捉えられかねない支出が見つかったのである。
「週刊新潮」2023年4月13日号「MONEY」欄の有料版では、JBCFと片山氏が完全決裂に至る過程や、公認レース開催をめぐる諍いを詳報する。
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