小池都知事側近の「豊島区長後継」の“酒豪女子”伝説 「酔っぱらった高際さんに殴られたり」
統一地方選が始まり、全国の候補者たちが火花を散らす中、ひときわ注目を集める選挙区がある。東京都の小池百合子知事(70)のお膝元、豊島区の区長選だ。ここへ来て、本命候補と目される高際みゆき氏(57)にまつわる“酒乱伝説”まで飛び交い始めたが……。
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豊島区といえば小池知事が衆院議員を務めていた頃の地盤、東京10区の中心地。今でも彼女の影響力が色濃く残るエリアだ。その次期区長を狙う高際氏は、自公および小池知事率いる都民ファの推薦を受け、当選の最右翼と見られている。しかし、一方で「酒癖が悪い」といった“怪情報”が広まり出しているのだとか。
都庁時代に酒席を共にしたことがある都政関係者が明かすには、
「高際さんのお酒にまつわる“武勇伝”は尽きません。酔うと目が据わってきて、他人の悪口など暴言を吐き出すんです。終電の時間が迫って帰ろうと時計を見ると、『どこ見てんだよ』とすごんでくることも……」
サントリーを経て東京都に採用
そもそも高際氏は、酒と縁の深い経歴を持つ。
都政担当記者によれば、
「高際さんは東京女子大を卒業後、酒造メーカー大手・サントリーを経て平成7年、東京都に採用されました。福祉保健局や生活文化局などで課長級、首都大学東京で総務部長のポストを歴任し、平成30年から2年間、小池知事の秘書事務担当部長を務めていました。小池知事からの信頼が厚く、当時はスケジュール管理を任されていた。“カバン持ち”のような存在でした」
その後、令和2年に高際氏は豊島区の副区長に就任。4月以降は都庁に戻ると見られていたが、ある出来事をきっかけに急遽、区長選出馬が決まったという。
「6期にわたって豊島区長を務めた85歳の高野之夫さんが、今年に入ってコロナにかかってしまったんです。元々、彼は7期目を狙っていましたが、体調悪化でそれどころではなくなった。そこで2月5日、小池知事がお見舞いに訪れ、高際さんを後継に据える話をしたといわれています」
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