90代を迎えた作家・五木寛之さんが考える「うらやましいボケかた」

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 先日、認知症の新薬がアメリカで承認されたことが大きな話題になった。

 世間の関心の高さはそのまま認知症への恐怖の表れといってもいいだろう。

 もっとも、現在90歳の作家・五木寛之さんは、そこまでの恐怖心を持たなくてもいいのでは、と考えているようだ。

 新刊『うらやましいボケかた』では、かつての文士の上手な「ボケかた」を紹介しながら、五木さん流の「ボケ論」を展開している。以下、同書から紹介しよう。

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