「目指すべきではないというような差別的発言も…」元グラドル永井里菜(30)がさいたま市議に当選、語っていた転身のワケ

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 4月9日に投開票が行われたさいたま市議選にて永井里菜さん(30)が初当選を果たした。永井さんは「ミスFLASH2013」グランプリに輝いたこともあるグラビアアイドルで、かつて「イエローハット」のCMに出演し人気を博した。昨年10月の取材では、政界へ転身を決めた理由と、勉強を送る日々についてインタビューに語っていた。【徳重龍徳/グラビア評論家】

(※以下は2022年10月26日配信時点の情報です)

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 埼玉・大宮にある立憲民主党の枝野幸男事務所。永井里奈さんはいかにも政治家という白のフォーマルスーツに身を包み、私たちを出迎えてくれた。

 永井さんは2011年からグラビアアイドルとして活躍し、「ミスFLASH2013」グランプリに輝いた。グラドル時代は愛くるしい笑顔とグラマラスなボディー、そして体の柔らかさを活かしたY字バランスが売りで、「有吉反省会」などバラエティー番組などにも出演、アイドルグループ「G☆Girls」のメンバーも務めた。2017年から3年間「イエローハット」CMにも出演しており、顔を見れば見覚えのある人も少なくないだろう。

 そんな永井さんは今、埼玉県第5区総支部でさいたま市北区市政担当の政策委員をしている。政策などを学ぶ日々を送り、来年の統一地方選挙で同地区からさいたま市議に立候補する予定だ。

「今は駅前でビラを配ったり、小川寿士市議や周りの議員の方について市民の方からの陳情を聞いています」

 永井さんをグラドル時代に何度か取材しているが、当時は政治と全く結びつかないイメージだった。

「母に政治の道に進むと伝えたら『芸能の次はそっちなの!』とびっくりしていました(笑)。元マネージャーさんなどにも、私が政治家になりたいと伝えたら、驚いて言葉をなくしてました」

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