父親は名古屋学院大学長…春ドラマは“2本掛け持ち”「赤楚衛二」が歩む道とは

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父が学長という育ちの良さ

「つまり、あの江口をして、赤楚に母性を揺さぶられたということです。彼女は赤楚のことを『守ってあげたい』とも言っていました。可愛い美貌で女性の母性をくすぐるのが赤楚です。実際、今年2月17日の『あさイチ』(NHK)に彼がゲスト出演した際の視聴率は世帯11・5%、個人6・3%と今年最高の数字を記録しました(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。各局のプロデューサーは改めて『彼は数字を持っている』と再認識させられたのです」

「あさイチ」では父親が大学の学長であることも明かされ話題となった。

「名古屋学院大学の学長で、言語学者の赤楚治之さんが父親だそうです。芸能人で父親が教師という人はいますけど、大学の学長というのは聞いたことがありません。何となく醸し出す育ちの良さは、ここから来るものかもしれませんね。もっとも赤楚は、父が勤める大学に進学したものの、大学2年の時に中退しています。役者になることを決意し上京したためだそうです」

 上京した赤楚は、小栗旬や田中圭、坂口健太郎、間宮祥太朗らのいるトライストーンに所属した。

「事務所の方針でもあるのでしょうが、とにかく彼は仕事が途切れません。そんな中で、ブレイクの条件を満たしつつ人気を集めてきました。今期出演する『風間公親』の教場シリーズは、工藤阿須加や目黒蓮、眞栄田郷敦、川口春奈、福原遥、上白石萌歌ら多数の主演俳優を生みました。また『ペンディングトレイン』は、“恋つづ(恋はつづくよどこまでも)”の脚本・金子ありさのオリジナル作品。上白石とのからみもあり、主演以上に注目される役どころです。赤楚がより成長し、人気を獲得することになりそうです。月9や日曜劇場の主演も目の前だと思います」

デイリー新潮編集部

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