アライグマ肉がプチブームの理由とは? ジビエレストランは「通販サイトで売り切れ」

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狩猟方法は?

 人気が集まる一方、特定外来生物で害獣指定されているアライグマは家畜ではないため、なかなか流通は少ないという。その狩猟方法はどのようなものなのか、ジビエの流通及び食肉処理を事業として行うジビエペットフード協会に話を聞いた。

「一般的にアライグマは箱わなといわれる、獲物が入ると扉が閉まる仕掛けで捕らえられ、やりなどで頸動脈を突いて仕留めることが多く、年々捕獲数が増えています。ちなみに、猟師は捕獲してもアライグマは食べません」

 まだまだ日本では、食文化として根付いていないアライグマ。SDGsが叫ばれ、コオロギまで取り上げられるいま、新たな食肉にトライしてみるのも悪くないのでは。

撮影・本田武士

週刊新潮 2023年4月6日号掲載

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