アライグマ肉がプチブームの理由とは? ジビエレストランは「通販サイトで売り切れ」

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GACKTも「おいしかった」

 ふさふさの体毛に、つぶらな瞳。愛らしい見た目を持つ動物・アライグマは、アニメ「あらいぐまラスカル」で日本人にはなじみ深い。そんなアライグマだが、昨今食用として注目が高まっているという。そのお味は果たして……?

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 毎年お正月に高視聴率を獲得するテレ朝系の「芸能人格付けチェック!」。今年元日に放送した際に話題となったのが、最高級米沢牛、メキシコ産牛肉、そしてアライグマ肉を食べ比べて米沢牛を当てるという企画だ。ミュージシャン・GACKTは見事正解したものの、アライグマ肉について「おいしかった」と発言。他の出演者に至ってはアライグマと米沢牛を間違えるケースもあり、にわかにアライグマ肉に世間の関心が集まったのだ。

 都内でジビエ料理を提供するレストラン「米とサーカス」の広報担当が言う。

「実際、放送直後から問い合わせが多くなりまして、弊社の通販サイトでもアライグマ肉が売り切れました。レストランでも、アライグマ鍋を注文する方が増加しましたね」

「個体が食べてきたものによって、味に影響」

 それでは、本当に番組で絶賛されていたようにおいしいものなのだろうか。

「アライグマは鹿や馬などと比べて獣独特の癖が強めなので、ジビエに慣れている方が好む傾向にあります。また、雑食のため、その個体が食べてきたものによって、味に影響が出る可能性も」(同)

 試しにアライグマ焼き肉を食したところ、しっかりとした歯ごたえのあとに、ほのかにサバのような香ばしい匂いを感じた。

「もしかしたら、魚をよく食べていた個体だったのかもしれませんね」(同)

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