「亡くなったのが船頭でよかったと思うしか…」 保津川下り事故、遺族が明かした心境

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 京都を訪れる外国人にも人気が高い「保津川下り」の事故から2週間が経つ。亡くなった船頭二人は川を熟知した“プロ集団”に属していた。いにしえから水と運命を共にしてきた人々の知られざる日常とは。

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 3月28日、京都府亀岡市から京都市嵐山までの16キロを結ぶ「保津川下り」で、乗客25人と船頭4人の計29人を乗せた全長12メートルの遊覧船が転覆した。乗客は全員無事だったが、それぞれ約20年の船頭歴を誇る田中三郎さん(51)と関雅有(まさくに)さん(40)が亡くなってしまったのだ。...

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