LGBT法案、自民党の取り組みの遅さに経団連会長が「恥ずかしい」 背景に政権との力関係の変化が
経団連のトップが政権与党を名指しで「恥ずかしい」と批判したのは3月20日のことである。一体何があったのか。全国紙経済部の記者が言う。
「経団連では月曜日の午後に、記者クラブの『財界クラブ』による定例会見が行われます。この日、記者からは“LGBT理解増進法”に対する自民党の取り組みについて質問が出ました。そこで、十倉雅和会長は訪米した際に、向こうの政府要人から法整備の進捗を聞かれたエピソードを挙げ、与党自民党の取り組みの遅さを“恥ずかしいくらい”とコメントしたのです」
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