【インタビュー】“刑務所の先生”「吉本興業」元専務が言葉を失った「女性受刑者の不可解な嘘」

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 日本最大の“笑いの会社”吉本興業で、宣伝広報担当として活躍し、専務まで務め上げた竹中功氏(64)。現在は独立し、広報や危機管理が専門のコンサルタント業務に携わり、この3月に新著『それでは釈放前教育を始めます!』(KADOKAWA、1540円)を上梓した。実は竹中氏、10年前から、全国各地の刑務所へ赴き、受刑者に対し“ある授業”を続けている。竹中氏が“塀の中”で見た驚きの光景とは――。(前後編のうち「後編」)

 山形刑務所から釈放前の受刑者への教育をお願いされたボクは、まず、その目的である、「出所者が二度と刑務所に戻らないこと」、そして「出所者が再犯で被害者を作らないこと」を念頭に、どんな授業をやろうかと考えました。...

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