【インタビュー】“刑務所の先生”になった「吉本興業」元専務が、「ZARD」の名曲で爆笑を誘った理由 10年で100回通って目撃した“塀の中”の秘話
吉本興業といえばいわずもがな、ダウンタウンや明石家さんまをはじめ、数多の人気芸人やタレントを擁する、日本最大の“笑いの会社”である。そこで宣伝広報担当として活躍し、専務まで勤め上げたのが、竹中功氏(64)だ。現在は独立し、広報や危機管理が専門のコンサルタント業務を行う他、ラジオパーソナリティー、そして作家としても活躍中の竹中氏が、この3月、10作目となる著作『それでは釈放前教育を始めます!』(KADOKAWA、1540円)を上梓した。実は竹中氏、10年前から、全国各地の刑務所へ赴き、受刑者に対し“ある授業”を続けており、本作では、その中身を紹介しているのだそう。...