トランプを起訴に追い込んだ女性 「彼との行為は退屈だった」
大統領経験者として初めて起訴された
今アメリカで、ストーム(嵐)という名前の女性が注目の的になっている。彼女はストーミー・ダニエルズさん(44)。不倫関係に端を発したスキャンダルで、ドナルド・トランプ氏(76)をアメリカ大統領経験者として初めて起訴に追い込んだ女性となった。
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ダニエルズさんはポルノ女優で、トランプ氏と出会ったのは2006年7月のゴルフ・トーナメントで、二人はほどなく不倫関係に。
ただ、関係が明るみに出たのはそれから十数年を経た18年のことだった。
嵐を呼ぶ女?
「ウォール・ストリート・ジャーナル」が、大統領選を1カ月後に控えた16年10月、トランプ氏の弁護士がダニエルズさんに13万ドル(約1700万円)を支払い、不倫に関して口止めを図ったことをすっぱ抜いたのだ。
トランプ氏は大統領就任後、弁護士に13万ドルを弁済したが、この時、その弁済費用を「弁護士費用」としたことがニューヨーク州法で禁じる「虚偽記載」に当たるとされ、弁護士はその後有罪に。
一方のトランプ氏は、「現職大統領は訴追されない」という司法省の内規に守られ逃れてきた。
ちなみにこのダニエルズさん、「トランプとの行為は過去最高に退屈だった」と話しているそう。
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