発売3日で30万個…コンビニ史上最速で完売? ローソンの「韓国コスメ」爆売れから見える新たな流れ

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変わる「コンビニの日用品」

 コンビニのコスメをめぐっては、ファミリーマートが展開しているブランド「sopo(ソポ)」が累計販売数が200万個を突破したと3月28日に発表 された。こちらもSNSを中心に支持を集めており、ローソンの爆売れの下地を作った存在といえそうだ。

「もともとコンビニコスメは、スキンケア分野は愛用しているブランドが決まっているため売れにくい一方、メイク分野はいろいろなものを試したい消費者の志向が強く、衝動買いされやすい傾向がありました。ドラッグストアやスーパーマーケットと違って定価で売られるコンビニの日用品は、急に必要になって買われる“緊急購買”がほとんど。ところが近年は、ローソンのロムアンドやファミマのソポ、またファミマでは靴下が人気のオリジナルレーベル『コンビニエンスウェア』など、あえてコンビニで買う日用品が登場しているのが目立ちます。コンビニの販売力を活かした新しい潮流といえそうです」

デイリー新潮編集部

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