【巨人】菅野智之が「後輩の面倒も見られない」と呆れられるワケ 「エースは戸郷翔征一人でいい」の声も
開幕から3勝2敗とまずまずの出だしの巨人だが、先発陣の層の厚さは示した。急遽、開幕投手を務めるも6回2失点と試合を作った新外国人のタイラー・ビーディ(29)、同じく来日初登板初勝利を飾ったフォスター・グリフィン(27)、白星は逃したものの第3戦で好投した2年目の赤星優志(23)、そして今や球界を代表する投手に育った戸郷翔征(22)。必然的に存在感が薄れていくのは、開幕直前に離脱した菅野智之(33)である。若手の2投手を「自主トレだけでなく二軍にも一緒に連れていった」という理由で、評価がダダ下がりだという。
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ほとんどの投手陣が距離を置いている
「あれだけ時間を与えて投げられなかったわけだからね」
開幕直前、原監督は菅野にこう苛立ちを爆発させた。開幕投手に指名していたにもかかわらず、3月18日の日本ハムとのオープン戦で右肘の張りを訴え、1回21球で緊急降板。コンディション管理を本人に一任していた監督は、プロとしてなっていないとブチ切れたのである。結局、開幕投手どころか二軍スタートとなった。
だが、ファームで再調整を続ける菅野に冷ややかな視線を送っているのは指揮官だけでない。いまや菅野は、多くの投手陣から距離を置かれているという。本来、尊敬されるべきエースがなぜ?
「気分屋でワガママ。昨年が最たるものでしたが、ちょっと調子が悪いと『投げられない』とグズり出す。結果、他の投手にしわ寄せが行くわけです。中6日で調整していた投手が急に中5日で投げろと言われたら、誰だっていい気分はしないでしょう」(巨人軍関係者)
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