「大阪朝鮮学園」敷地5000坪の売却計画 取得予定の会社代表は「誰かが勝手にやったのかも」
Vシネに進出
フィグラの設立は1988年4月。代表者は、カメラマン兼映画プロデューサーの河中金美(かわなかかねみ)(73)という人物である。愛媛県出身の河中氏は日本写真専門学校、浪速短大(いずれも当時)を経て「日活撮影所撮影部」入り。1年ほどで独立し、フリーのカメラマンとして、日活ロマンポルノの撮影を担当した。山本晋也監督の作品『色情ポルノ 激しく動いて』をはじめ、数々の作品を手掛けている。
河中氏の知人の話。
「日活ロマンポルノが制作終了になると、河中さんはVシネに進出しました。なかでも、松方弘樹や哀川翔らを主演に起用し、ヤクザ物のVシネ作品を多数手掛ける制作会社に出入りしていた。そこで、タッグを組むようになったのが、“Vシネのドン”と呼ばれる映画プロデューサーでした」
「週刊新潮」2023年4月6日号「MONEY」欄の有料版では、広大な敷地が売りに出された経緯や河中氏の主張を詳報する。
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