「大阪朝鮮学園」敷地5000坪の売却計画 取得予定の会社代表は「誰かが勝手にやったのかも」

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売却計画

 往々にして、北朝鮮系不動産の取引では不可解な問題が起こりがちである。朝鮮総連本部ビルの差押え逃れのため、「仮装売買」に加担したとされたのは、公安調査庁の緒方重威(しげたけ)元長官だった。次にかかわったのは、多くの政治家との親交で知られる「永田町の怪僧」こと、最福寺の池口恵観(えかん)法主。最終的にビルを競落した不動産投資会社が倉庫会社に転売する際、山内俊夫元文科副大臣が仲介役となっている。

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 元公安調査庁長官、怪僧、元文科副大臣に次いで登場したのは、日活ロマンポルノの「カメラマン」だった。...

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