ガーシー容疑者を巡って警察内でささやかれる「プラン」

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賢い人間なら

「ガーシー容疑者にかけられた嫌疑のうち、法定刑が最も重いのは暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)容疑で、上限が懲役5年です。起訴後に迎える裁判で執行猶予がつくか否か当局側に聞いてみたのですが、“常識的に考えて難しいのではないか”といった反応でした。ただし、上限まで行くのも考えづらいので、いろんな意見を総合すると、“懲役2年か1年6ヶ月程度の実刑”の可能性が高いようです」(同)

 ガーシー容疑者は今回の捜査を国策捜査と見なし、「身の安全を守るために帰国しないという選択を取らざるを得なかった」と語っていたが……。

「それを言葉通りに受け取るなら帰国の見込みはゼロですね。ただ、捜査当局側は“帰国して逮捕・起訴され、裁判で実刑を受けて服役する”というシナリオを彼が選ぶこともあり得ると見て、それなりの準備をしていると聞きました。“まだ51歳。後の人生は長い。永遠の逃亡者として生きるより、2年くらい刑務所に入ってリセットした方が長い人生を考えたらベターだと賢い人間なら考えるのではないか”との声もありましたね。さすがに、『賢い人間』ならもう少し手前で踏みとどまっているようにも感じましたが」(同)

 過去、数多くの獄中記が存在することからもわかるように、服役中に、何らかの「ネタ」を入手することだってあるかもしれない。出所後に何を言われるかわからないので、刑務所側もあまり下手なことはできない。リセットというのはたしかに悪い手ではないのだろう。

 いずれにせよ、パスポート失効まであと1週間となった。

デイリー新潮編集部

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