キムタクと“新人刑事”、安定の福山&大泉、新世代トリオ…「春ドラ」見逃したくない3本
TBS「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」
主演:山田裕貴(32)
放送時間:21日スタート、毎週金曜22時~
山田のプライム帯初主演作。もっとも、2020年の「ホームルーム」(毎日放送)や映画「闇金ドッグスシリーズ」(2015~2018年)などの快作に主演しているから、不安はない。
脚本はTBS「恋はつづくよどこまでも」(2020年)の金子ありさ氏(49)。ある朝から物語は始まる。東京・表参道の美容室で働くカリスマ美容師の萱島直哉(山田)は、ある人物に会おうかどうかを迷いながら、午前8時23分発の東京・秋葉原行き電車に乗ろうとしていた。
通勤途中の高校教師・畑野紗枝(上白石萌歌・23)も同じ電車に乗ろうとして、ホームにいた。紗枝の視線の先には秘かに思いを寄せる消防士・白浜優斗(赤楚衛二・29)の姿があった。優斗もある複雑な思いを抱えながら電車を待っていた。
その後、3人が乗った電車の車内には生命科学を学ぶ大学院生・加藤祥大(井之脇海・27)、ネイリスト・渡部玲奈(古川琴音・26)、警備会社サラリーマン・田中弥一(杉本哲太・57)、人材紹介会社代表・寺崎佳代子(松雪泰子・50)たちが乗り合わせていた。
いつもと変わらない朝のはずだった。ところが、電車は突如として加速し、トンネルへと吸い込まれていく。そのトンネルを抜けた乗客たちの目の前には荒涼とした光景が広がっていた。電車の1車両が未来にタイムリープしてしまったのだ。
そこには食料どころか、水もなかった。電波もないのでスマホは使えず、もちろんSNSも機能しない。そこから、直哉ら乗客たちが生き抜き、元の世界に戻るためのサバイバルが始まる。
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