暴走する茂木幹事長に激怒する大物議員の名前は? 「異次元の少子化対策」を巡って“内紛”か
茂木氏に激怒する人物
独断専行の茂木氏には党幹部もおかんむりだ。その筆頭が森山裕選対委員長。
「森山さんは最近、茂木さんに激怒しているようです」
と自民党関係者がささやく。
「児童手当の所得制限撤廃には森山さんもかねて反対の立場。にもかかわらず何の相談もなしにどんどん進めていく上、公明党との関係でももめているんです」
公明党とは小選挙区の10増10減にともなう衆院選の区割り変更でどの選挙区に公明党の候補を立てるか、調整が続いている。
「茂木さんは創価学会の佐藤浩副会長と候補者調整のやり取りをしていました。が、佐藤副会長サイドはこの協議の中で学会の要望を聞き入れない森山さんを“外せ”と茂木さんに打診したのです。結果、森山さんは協議から事実上締め出され、茂木さんに対する不信感を募らせています」(同)
そもそもこの「異次元の少子化対策」に実効性はあるのか。政権の人気取りの材料になっているだけということはないのか。4月6日発売の「週刊新潮」では、出産費用の保険適用が実現した場合に医療現場で起こるトラブルなどと併せて、今回のたたき台の問題点について詳報する。
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