暴走する茂木幹事長に激怒する大物議員の名前は? 「異次元の少子化対策」を巡って“内紛”か

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「官邸は完全に寝耳に水」

 3月31日、政府は「少子化対策のたたき台」を発表した。その内容は児童手当の所得制限撤廃、出産費用の保険適用の検討などだが、肝心の財源の裏付けが取れず実現性の薄いものだという。このような不完全なたたき台が提出された背景には、スタンドプレーに走る茂木敏充自民党幹事長(67)の存在があるという。

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 たたき台の中でも特に波紋を呼んだのが、「給食費の無償化」だった。提唱者は自民党最高幹部である茂木幹事長。3月20日、福島県の認定こども園を視察後、茂木氏は「家庭の事情に関係なく支援をしていく観点から、小中学校の給食費無償化を実現したい」とぶち上げたのだった。...

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