巨人・坂本勇人は6番で起用する選手ではない【柴田勲のセブンアイズ】
中田の活躍に期待
2日の第3戦目では同点の7回無死一、二塁で勝野昌慶の初球を一塁前に転がして、2年ぶりに犠打を記録した。これが攻撃のリズムを作った。開幕から9打席連続ノーヒットだったが、ここという場面でチームに貢献できる選手だ。
打線はあまりいじらない方がいいし、坂本の6番は相手にとっては楽だ。
4番の岡本にまだ一発が出ていないが中田が好調だ。相手投手に差し込まれずに左方向へ引っ張っている。そうかと思えば右方向への意識も忘れていない。
巨人移籍3年目の今季、活躍してくれそうな予感がする。
さてセ・リーグだがヤクルトが広島に3連勝すれば、阪神もDeNAに3連勝した。開幕前の予想では巨人を優勝候補に推したが、ヤクルト、DeNA、そして阪神を含めた4球団の混戦になるのではとみた。広島と中日はやはり下位にした。
いずれにせよ、ペナントレースは始まったばかりだ。どう転んでいくのか。昨年以上の盛り上がりを期待しながら見ていきたい。
[2/2ページ]