大谷翔平「WBCでMVP」の大活躍を支えた「睡眠力」にこれだけの科学的根拠

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ラットを眠らせないと

 WBCで投打にわたって大活躍し、日本の優勝に貢献すると共に大会MVPに輝いた大谷翔平選手。その活躍の陰には表には出てこない多くの努力があるはずだが、我々でもマネできそうなのが「睡眠力」ではないか。大谷選手は小学生のころから今に至るまで「よく眠る」ことを心がけてきたことは比較的知られた事実である。その平均時間は1日に10時間とも12時間とも伝えられている。もちろん量のみならず、質もまた充実しているようだ。

 ともすれば「徹夜自慢」に代表されるように、睡眠を削ることを誇る向きもいるのだが、きちん睡眠をとることは、成功のための戦略として正しい――作家・橘玲氏の新著『シンプルで合理的な人生設計』(ダイヤモンド社)では、科学的なデータをもとに睡眠の効能を説いている。...

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