「ぽかぽか」は4月から2時間番組に…関係者は「リニューアルに不安材料。1%を切らなければいいが」
山田裕貴の降板
もう一つは、火曜日に放送されていた「午後一のヒーリングタイム ずっとみ」だ。岩が真っ二つになる瞬間やモフモフ犬のトリミングといった《ずっと見ていられる映像》を紹介するというコーナーだった。
「このコーナーの進行は、視聴者に人気の高いネプチューンの原田泰造さん(53)と俳優の山田裕貴さん(32)が担当しました。特に山田さんを目当てに楽しみにしていた視聴者がいたようで、SNSには“唯一需要があったコーナー”がなくなってしまったと惜しむ声が投稿されました」(同・ディレクター)
山田がバラエティのコーナーを担当したことに、視聴者は新鮮な印象を持ったようだ。
「山田さんは天然キャラのところもあり、原田さんとのコンビも意外性がある上、2人のやり取りが噛み合って面白いものになっていました。これを続行しないのはあまりにもったいないですが、ひょっとすると山田さんが出演する月9『女神の教室~リーガル青春白書~』が終了することと関係があるのかもしれません」(同・ディレクター)
いずれにしても、数少ない人気コーナーを終了させた上で、4月からリニューアルされた「ぽかぽか」が放送される。逆風の厳しさは簡単に想像がつく。
「前番組の『ポップUP!』も9カ月で打ち切らざるを得ませんでした。『ぽかぽか』が同じ轍を踏むと2番組連続で短期の打ち切りとなってしまいます。たとえスポンサーが今の視聴率に怒っているとしても、『ぽかぽか』を簡単に終了させるわけにはいかないでしょう。多くのテレビ関係者が、テコ入れが吉と出るのか凶と出るのか注視しています。最低でもあと1年は放送が続くとして、視聴率が1%を切らなければいいのですが……」(同・ディレクター)