「ぽかぽか」は4月から2時間番組に…関係者は「リニューアルに不安材料。1%を切らなければいいが」
お昼のバラエティ番組「ぽかぽか」(フジテレビ系列・平日・11:45)に注目が集まっている。視聴率の低迷に苦しみ、4月3日の月曜から放送時間も短縮されるからだ。民放ディレクターは「今後、番組がどうなるか、不安は強まるばかりです」と言う。
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【写真10枚】“番組の短縮発表”を行った「岸本理沙アナ」 視聴率にはレギュラー陣の顔ぶれも影響?
フジテレビの公式サイトに掲載されている番組表を見ると、4月3日以降の「ぽかぽか」の放送時間は、午前11時50分から午後1時50分となっている。
「ぽかぽか」は今年1月にスタートし、これまで午前11時45分から午後2時45分までの3時間番組だった。番組の公式サイトには以下のような説明文が掲載されている。
《「みんなの楽しいが集まる場所!」を合言葉に、3時間の生放送でお送りする お昼のバラエティ番組!》
それが2時間に短縮されるわけだ。一般論として、放送時間の短縮は朗報とは言えない。人気番組であれば、放送時間を短くする必要などないからだ。
ところが「ぽかぽか」の場合、放送時間の短縮は番組がスタートした時からの既定路線だったというから驚きだ。担当記者が言う。
「『ぽかぽか』は1月9日に初回が放送され、3時間の生放送が終わる直前、フジテレビの岸本理沙アナ(23)が突然、『4月からは2時間になります』と発表しました」
低迷した視聴率
さらに驚きの展開は続いた。岸本アナが「Twitterでも(放送時間が)長いなという声が見られた」と明かしたのだ。
これにはMCを務めるハライチの澤部佑(36)も「Twitterの声で今日(放送時間の短縮を)決めたの?」とツッコミを入れるしかなかった。
一種の自虐ギャグに観覧客は笑ったが、“グダグダ”な状況だったことは言うまでもない。一部のスポーツ紙は電子版ではなく紙面に記事を掲載し、「かなりドタバタ感のあるスタート」と批判的に報じたニュースサイトもあった。
初回の視聴率は3・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯、リアルタイム)。その後、作家や評論家などから「『ぽかぽか』は面白い」との声が出ることもあったが、視聴率は低迷を続けた。
「最近の『ぽかぽか』は世帯視聴率が1%台を連発しており、かなりひどい状況です。敗因はやはり、ハライチの澤部さん、岩井勇気さん(36)、そして神田愛花さん(42)というMC陣だと思います。この時間帯はメインの視聴者層が主婦になります。彼女たちにはハマらない、興味をかきたてられない顔ぶれだったのでしょう」(同・記者)
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