【森保ジャパン】コロンビア戦で感じた日本の非常識 「背が低い」という先入観にとらわれていないか
古橋亨梧の不在
試合はアルゼンチンが2-0とリードしたため、オランダが終盤にパワープレーに出た。その際にターゲットとなる選手には「右クロスか左クロスか、クロスはアウトスイングかインスイングか、どちらがいいか選手に聞いた」という。
さらに「早い段階でクロスを入れる。ヘディングを予測して、セカンドボールに備える」ことを徹底させた。
それが1点目につながり、同点ゴールは「クラブでやっているセットプレーを選手に聞いて代表に採り入れた。アルゼンチン戦の2点目のFKがそうだった」と、実際の映像を選手に見せてから練習を繰り返したことを紹介した。
コロンビア戦に話を戻すと、上田は空中戦で互角に渡り合っていた。ならば上田の欲しいタイミングでクロスを上げるパワープレーに出るべきだった。
引いて守りを固める相手に浅野は有効とは思えない。こぼれ球に飛び込む選手としては西村か、今大会も招集外だがFW古橋亨梧が適任ではないだろうか。
しばらく代表の活動はないが、11月から始まるW杯アジア2次予選、来年1月にカタールで開催されるアジアカップに備えて、サムライブルーにはパワープレーの練習もしてほしいと感じたコロンビア戦だった。
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