「清原ジュニア」だけじゃない センバツでスカウト陣が熱視線を送る“2世選手”たち

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甲子園で“清原人気”は健在

 今年の選抜高校野球は、元プロ野球選手の“2世選手”が注目を集めた。筆頭株は、西武や巨人などで活躍した清原和博を父に持つ、慶応(神奈川)の清原勝児である。【西尾典文/野球ライター】

 慶応は、初戦で仙台育英(宮城)に延長10回(タイブレーク)、2対1でサヨナラ負けを喫したものの、「5番、サード、清原くん」という場内アナウンスが流れると、三塁側アルプスに陣取る慶応応援団のみならず、球場全体から大歓声が起こった。

 期待に応えた清原は、甲子園初打席でプロ注目の左腕、仁田陽翔(3年)が投じた真ん中高めのストレートを弾き返し、ツーベースヒットを放った。...

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