【舞いあがれ!最終回】最後に脚本家・桑原亮子さんのメッセージを紐解く

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コロナ禍だから生まれたヒロイン・舞

 NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(全126話)が完結する。舞(福原遥・24、幼少期は浅田芭路・9)をヒロインとする物語は何を訴えたかったのか。脚本を担当した桑原亮子氏の言葉も踏まえて紐解きたい。

 桑原氏が朝ドラ脚本の執筆依頼を受けたころ、コロナが世界中で猛威を振るっていたという。そんな時代にふさわしいヒロインを桑原氏は考え、つくり上げたのが舞だった。元気で明るいだけのヒロインはコロナ禍下では足りない気がしたそうだ。逆境の中でも強く生きるヒロインにしたかったのだろう。...

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