「疲労というより睡眠の時間がずれている……」大谷翔平を悩ます時差ボケの恐怖 脳卒中や心筋梗塞のリスクも

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特別寝具の威力

 枕は調整機能が14カ所あり、マットレスも3Dスキャナーを使って120万点の身体データを計測、それを基にジャストフィットさせたという。

 大谷は自宅だけでなく遠征先でも愛用の枕とマットレスを使うことで熟睡を維持し、時差ボケの被害を最小限に抑えているようだ。これはWBCでも同じだったという。

《「日本でも宿泊ホテルに枕とマットレスを持ち込んでいました。マイアミへ発つ機内でも同じでしたので、そこでも使用されていたことと思います」》

 大谷は24日、記者団に「リカバリーが一番なので。今日も帰って寝ます」と言い、「あと1週間ぐらいで十分治ると思う」と時差ボケの解消に自信を見せた。

 開幕投手として先発する30日(日本時間31日)のアスレチックス戦は、敵地「オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム」で開催される。

 幸いなことに、キャンプ地のアリゾナ州テンピと球場のあるカルフォルニア州オークランドには時差がない。

註:大谷、よく寝て開幕投手へ マイナー戦8K WBC「緊張と同じくらい楽しかった」 大リーグ(朝日新聞:3月26日)

デイリー新潮編集部

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