愛子さまのお相手に急浮上した東大卒「イケメン華道王子」 旧宮家の「二人の青年」とも交流が

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保子氏に尋ねると……

 専宗氏は学習院出身ではないものの、慶應大理工学部に入学後、東大に入り直して法学部を卒業した経歴を持つ。本人のHPには、

〈草木の命との交わりを信じることはあなたがあなたであることを許すことに繋がり、そこからたくさんの豊かな出会いが生まれ、他者を受け入れることに繋がっていく〉

 とつづられている。孫が「お婿さん候補」に擬せられた保子氏に尋ねると、

「あ、あ、私、ちょっとお答えできませんので……」

 と言いつつ、その声は心なしか弾んでいたのだった。

 先のジャーナリストは、

「愛子さまはまだ21歳。お相手探しなど本来ならばいささか気の早いお話かもしれませんが、これには“特殊事情”があります」

 としながら続けて、

「他ならぬ小室問題です。お子様方の自主性を重んじられる秋篠宮家にあって、眞子さんは終始、自由恋愛を貫いたわけですが、結果として皇室がどれだけダメージを被ったことでしょうか。内親王が儀式を経ずに皇籍を離れるという『類例を見ない結婚』は、二度と繰り返すわけにはいきません。その轍(てつ)を踏まぬように、宮内庁はじめ周囲がプリンス候補をリストアップするなど神経を尖らせるのは当然で、となれば旧宮家や旧華族など、お相手の家柄がおのずと限られてくるのも道理です」

 前出の八木教授も、こう指摘するのだ。

国家の“威厳的部分”と“機能的部分”

「英国の評論家ウォルター・バジョットが『イギリス憲政論』で語ったように、国家には“威厳的部分”と“機能的部分”が存在し、前者は王室や皇室、後者は政府が担う形で運営されています。彼は、君主制には“演劇的部分”があるとも言いましたが、国民は皇室にロマンチックなものを求めこそすれ、決して“俗世間的な干からびた風景”を見たいとは思っていません」

 ところが小室問題は、

「単なる結婚トラブルにとどまらず“皇族も我々と変わらないじゃないか”という思いを広めてしまったといえます。国民は興ざめし、“威厳的部分”に大きな傷が残ってしまったのではないでしょうか。やはり内親王のお相手は“演劇的部分”も理解した上でお支えできる人でなければ務まらないのだと思います」(同)

週刊新潮 2023年3月30日号掲載

特集「『旧宮家筆頭』『華道のプリンス』…『愛子さま』やんごとなき『お婿さんリスト』」より

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