整形、名前変更、株価操作疑惑… 美貌で有名な韓国大統領夫人の素顔
美術に関心を持つ理由
夫妻の訪日は1泊2日と慌ただしかったが、
「夫人は離日前に、懇談でも話題にのぼった柳宗悦が収集した朝鮮時代の陶磁器などを展示する日本民藝館や根津美術館を訪問しています」(前出・デスク)
民藝館広報担当者が言う。
「外務省や韓国大使館の方々ら10名ほどが来館されました。民藝館の西館は元々、柳宗悦の邸宅だったものなのですが、金夫人は“この建物自体が、ひとつの芸術作品ですね”と仰っていました」
このように彼女が美術に強い関心を持つのは、その経歴に理由がある。
「金夫人は韓国・水原の京畿大学芸術学部西洋画科を卒業後、別の大学で博士号を取得しています」
とは、韓国内の事情に通じるさるジャーナリストだ。博士論文は「アバター(編集部注・仮想空間上の分身)を利用した占いコンテンツ開発研究」と銘打たれており、一風変わった内容だったようだ。
「表の顔」と…
その後、彼女は美術品等の企画運営会社を設立。現代美術の巨匠「マーク・ロスコ展」を企画し、韓国内で「最多観覧客賞」を受賞している。だが、これらは彼女の「表の顔」に過ぎない。昨年の大統領選前から、さまざまな疑惑が報じられているのである。
「韓国メディアは繰り返し、彼女の“整形疑惑”を手術前、手術後の写真と併せて報じています。高校時代や大学時代で顔が異なるため、複数回の整形を経ていると“推測”する報道もありました。もっとも、本人自ら2021年12月に『二重だったが、左右不ぞろいだったので、大学生の時に叔父の友人の病院で(目元の)再建手術をした』と明かしています」
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