水卜アナと中村倫也の共通点は「めんどくささ」? 彼女の誠実さと「戦う姿勢」を表すエピソード

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 俳優の中村倫也さんと、日本テレビアナウンサーの水卜麻美さんが電撃結婚した。今まで交際報道が一度も出なかった二人だが、どちらも好感度が高いとあって祝福の声に包まれている。よく人気俳優が結婚すると「ロス」になる女性が増えるというものの、今回の結婚に限っては「悲しいけどミトちゃんなら祝福できる」と、“推し”の見る目を支持する声も少なくないようだ。

 WBCで大活躍した大谷翔平選手もそうだが、人気の有名人と最も結婚してほしくない職種に「女子アナ」が挙げられることが多い。本人たちからしたら余計なお世話だとは思うものの、その根拠は「夫よりも目立ちたがりでキラキラ生活を最優先しそう」というイメージにある。実際にそう見える女性がいることも、女子アナになりたがる女性たちが就活の時から自己顕示欲が強いことも否定しない。一方でミトちゃんにはそういう印象はあまりなかったのではないか。女子アナらしからぬ邪道を選び、王道に躍り出たというタイプに見える。

 彼女のブレークを語るとき、「食レポ」は外せない。大きな口を開けてぺろりと平らげ、ニコニコしている食べっぷりの良さが大人気となった。しかし一方で、「はしたない」「太り過ぎ」という心ない言葉も寄せられていたのは確かだ。もし他の女子アナだったら、ブレークを機にフリー転身し、バラエティーで「あの頃は辛かった」と同情を誘うエピソードトークに使ったことだろう。けれども彼女は食いしん坊キャラのまま、今も日テレの看板を背負っている。「こぶたちゃん」とからかわれていたこともあるのに、好きな食べ物を「角煮」と答えるサービス精神も変わらない。

 しかし彼女を、ただのタフで優秀な女子アナと言って片付けるのも違う気がする。むしろ彼女は女子アナにしては珍しい、「めんどくさい」一面こそが魅力だったのではないかと思うのだ。

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