中国中央銀行総裁人事を外した日経新聞 「部長自らリスクを取るのは立派」の声も
予想は外れるのが世の常。まして隣国の閣僚級人事とあらば、的中させるのは難しかろう。さはありながら、先の日銀総裁人事をめぐる報道で一騒動起こした日経新聞に、今般、中国に絡むコラムで新たな疑惑が――。
今月13日に中国の全国人民代表大会(全人代=日本の国会に相当)が閉幕し、習近平政権の3期目が本格的にスタートした。習氏の側近が飛び級で首相に抜てきされるなど、何かと“習近平色”の濃い人事として話題を集めたが、その余波はこんな形で我が国にも。
「今回の人事で、中国の中央銀行総裁は現職が留任することが決まりましたが、先月の日経の記事では、『退任する』ということが明言されていたんです。...